英国の新聞であるガーディアンが持続発展可能ビジネス大賞なるものを催しています。2013年度の締め切りが2013年2月8日だそうですので、グローバルな持続発展可能なアクションをされている企業様はお見逃しないようにどうぞ。

概要はこちら




ちゃんと大賞がそれぞれの分野にわかれており、日本の環境関連の大賞と比較すると随分進んでいる感じがあります。

生物多様性分野
環境構築分野
二酸化炭素分野
コラボレーション分野
持続発展可能性コミュニケーション分野
エネルギー分野
従業員参加分野
イノベーション分野
ソーシャルインパクト分野
サプライチェーン分野
リサイクル分野
水分野
驚異的な達成分野
年間持続発展可能性ビジネスリーダー
年間大賞

多い。多いけど、これだけあればどこがどんな事をしているのかよくわかります。因みに昨年度の大賞はスポーツメーカーのプーマが「環境損益計算書」で大賞を受賞しています。
随分と大胆な試みで、なかなかこんなことをしようとは思えないです。環境損益計算書は水・生物多様性・土・空気へのネガティブインパクトを会計ベースに置き換えるというものです。無論プーマ単体での実施は不可能でプライスウォーターハウスクーパースとトゥルーコストとの協業で作られたものでした。

同社は2011年にグリーンピースから製品製造中に排出する水に有害化学物質を含んでいることを糾弾され、2週間で2020年までに有害化学物質排出ゼロを目指すとホームページで宣言したほどリスクマネジメントとスピード感がある企業です。そういった環境に対するアプローチをそもそも持っている会社ですので、環境損益計算書なんてものをつくれたのかもしれません。

今年はどんな会社が大賞を受賞するのか?3月発表ですが楽しみです。