仕事柄色々な会社のCSRレポートやホームページを見る。勿論GRIフォーマットに沿った報告書だったりを読む機会が多い。その中でも、ああこの会社はしっかりCSRを経営の根幹から現場まで首尾一貫してできているなあと思わされるケースがある。そのケースには実は一貫性がある。
それはGRIの評価がA+ということでは、決して無い。その企業がGRI基準に開示をしていなかったとしても、恐らく基準に適応した時には少なくともB以上の評価にはなるのではないかと思わされる。
それは決しておもしろいCSRやおもしろいCSRコミュニケーションをしているわけではない。たんにPRするためや企業広告としての軽いCSRとは一線を画する。しかし、そういう企業が面白いCSRを実施しようと思うと恐らく容易に非常に興味深いおもしろいCSRが活動でき、表現することもできるだろう。
そのケースとは
CSRの基本方針が明確であること
CSRガイドラインがあること
各項目に対するガイドラインがあること
この3つのことだ。この3つが理路整然としており、ブレが無い。ということが最も大切なことだと思う。これは言い換えれば、
ヴィジョン・ミッション
経営方針
経営戦略
経営戦術
が明確にあることと同じだ。軸がブレる、上辺だけでお金だけが出て行く、そんなCSRはもうやめたほうがいいのではないでしょうか?
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