インターネットサービスの進化により、社会生活が変化している。同時に企業活動にもその影響は生じている。今回は消費者がインターネットを通じてどのような行動をはじめて、企業活動に影響を与えているのかをレポートします。

■無料ダウンロードという麻薬
インターネットダウンロードで色々なものをフリーウェアでダウンロードし、中には不法でダウンロードし、情報を得て活用している人たちが増えた。そのことにより、情報を販売することで富を得ていた組織は大損害を被っている。

例えば、
ソフトウェア産業
音楽産業

他方で、無料ダウンロードを餌に成功した企業もある。参加は無料だが、他の人よりも優位に進めるためには細かく課金するモデル。気づけば、あれよあれよという間に課金をして一顧客から相当の金額を取得するモデル。

例えば
携帯ゲーム
スマートフォンアプリケーション

★無料をマネタイズ鍵は、全て無料にしない。全て有料にしない。最初は無料であとで「細かく」「大勢から」課金する。

■共有することで儲ける
ここ数年増えているシェアモデル。インターネットを通じて、共有することがより簡易にできるようになったことが引き金でビジネスモデルが確立したものです。
所有すること、専有することよりも必要な時に必要な分を使うことの方が経済的にいい。環境にやさしい。という価値が世の中に徐々に浸透しつつあります。拡張解釈で考えれば、他の人が使ったモノを使うという考え方も含まれる傾向があります。それらを含めて考えると以下の様なビジネスモデルが共有するビジネスモデルと考えられます。

シェアハウス
カーシェア
リユース

★共有をマネタイズする鍵は、消費者のムダな所有を排除し、ムダな部分をシェアする。稼働しない時間・場所・機能を共有することでマネタイズする。

これらのビジネスモデルはいずれも参加することで消費者が利用し利益を得られる仕組みになっています。これらのビジネスモデルは実は色々な業種業態に対応したものです。エステや美容、飲食店ありとあらゆる業態でもこれらのモデルは利用が可能です。

是非活用したいという事業主の方は御気兼ねなく御相談くださいませ。