情報がないと行動できない消費者

1.情報を起点とする顧客行動

顧客とのコミュニケーション無しに商品を販売できるとはない世の中になりました。インターネットが世の中にありふれる様になってから顧客が欲する情報は右肩に上がり続けています。それはモノの販売だけでなく、サービスの分野まで深く関連しています。

美容関連
ホテル関連
飲食店
学校
病院
行政サービス

もはや何でも情報先行型の顧客があふれています。かく言う私もそういう傾向があります。ご飯に行くなら、口コミサイトで調べてから出かけます。でもまあ、ふらっと出かけて入ったコト無い場所を訪れて新しい出会いをしたりもします。今こうやって文章をPCで作成しているのも実は先日ふらっと立ち寄った喫茶店です。口コミサイトに評価も掲載されていない店舗ですが、過ごしやすく静かで仕事がはかどります。

とは言えども、前述の通り世の中は情報開示中心で動いています。どのような情報を顧客は望んでいるんでしょうか?

2.情報発信の形

客観的な情報はまず必要となります。

名称
住所
連絡先
業態
価格

これらは基本的な情報として最低限必要な情報ですね。

顧客主導の主観的な情報

■口コミ情報

これは事業主側がどうこうするべき情報ではありません。お客様がつくり上げる情報に組み込まれるだけです。

事業者側の主観的な情報

■事業者側の事業者側による情報発信

SNSなどを通じて事業者側が発信したい情報を発信する内容です。これについては事業者側が好きなだけ情報を発信できます。しかし、あまり一方的な宣伝では顧客は離れていってしまいます。

3.望まれる事業者側の情報発信のあり方

情報を発信している人の「熱」を伝える。
情報を発信している人の「形」を伝える。
顧客が本質的に知りたい情報を伝える。
事業者側にとって不利な情報も隠さず伝える。

これらの項目が出来てはじめて、顧客は事業者側の情報を信じます。そういう姿勢になれない事業者は情報発信を本質的にはすべきではないし、その効果も低減していくことになります。今一度自社の情報発信のあり方を見つめましょう。弊社では情報発信の方法についての御相談を承っております。どういう内容・どういう方法で情報発信したほうがいいのか?悩まれている方は御気兼ねなく御相談くださいませ。