どんなバナーがいいのか?という質問をECモールのコンサルタントをしている時によく質問を受けました。店内のバナーと広告で出稿するバナーでは意味が違います。もう年末商戦で使用する広告用のバナーは既に入稿されていらっしゃると思いますが、改めて広告で使うバナーで気をつけたい項目についてまとめてみました。

1.何が売りなのか?わかるようにしましょう。
価格なのか?
何%OFFなのか?
何が顧客メリットになりうるのかを考えましょう。3500円!と書いてあるバナーを見たとします。でも、その価格に消費者としての値ごろ感があるのでしょうか?それよりも70%OFFの方が値ごろ感があるのでしょうか?顧客が何に反応してくれるのかを考えましょう。

2.並びを考えましょう。
他店がどんな広告を打ち出してくるのかをある程度予測しましょう。予測がつかないならば担当のECモールのコンサルタントに念のため聞いてみましょう。教えてくれなければ諦めて、どんな店舗が出稿してくるのか?その店舗がどんなものをおしているのかを見て予測しましょう。その時に御社が打ち出そうとしている広告商品や特集は妥当でしょうか?

3.色味を考えましょう。
他店との並びを考えて、色味はどんなものが目立つでしょうか?バックグラウンドカラーはどんな色だとアイキャッチが取れるでしょうか?広告は競争です。他店より目がひける色味でないといけません。みんなが赤や黄色でくるなら、敢えて逆張りの青でもOKです。

4.キャッチコピー
入稿する時にお客様が見て、びっくりするキャッチコピーで他店と差をつけることもできます。ECモールのコンサルタントをしている時にキャッチコピーを考えてあげて、抜群のヒット商品をつくったことがあります。その時のコピーが「合コンモテモテマジック」でした。当時R25が創刊されたり、SPAが発行部数を伸ばしていたりして、モテるというのがキーワードになっていたので、半端無いクリック数になったことを今でも覚えています。

5.出稿する場所と合わせる
モールへの出稿であれば、モール側のクリエイティブを確認して、モール側のクリエイティブに合う制作をおこなうことも手です。モール側がつくる看板のバナーの色味やフォントを理解し、それに合うものをつくるとそれなりの効果があります。でも、コンバージョンはランディングページ次第になりますが・・・。

いかがでしたか?5つの法則。御社の広告では出来ていましたか?今一度確認してみてください。いつも高い広告費用を支払って効果を感じられない。そんなネットショップの方は一度御気兼ねなく御相談くださいませ。