弊社のブログに来店する方の検索キーワードの中に、「メルマガ 効果ない」というようなキーワードがある。恐らくメルマガの効果を感じていない方が効果ないと検索しているのだと思う。でも、本当にメルマガの効果が無いのであれば大手通販企業はメルマガを配信することはないだろう。メルマガ全てに効果がないのではなく、ある条件を満たしたメールマガジンに効果がないと言えるだろう。

 

では、どのようなメールマガジンに効果が無いのだろうか?その前にメールマガジンの効果の定義をしなければいけない。メールマガジンから得られる効果には2つの効果がある。1つは訪問客の増加、もう一つが売上げの増加だ。恐らくメールマガジンに効果がないとおっしゃるネット通販事業者の多くの方は売上げ増加の効果がないとおっしゃっているのだとおもう。

 

メールマガジンを配信しても売上げに直結しない理由は恐らく以下のどれかに適応するのではないでしょうか?

 

1.メールマガジン配信数が少ない

メールアドレスの保有数が少ないと配信数も少なくなる。そもそもの母数が少ないのでそこからの流入する訪問顧客数も少ない。そうなると結果的に売上げも少なくなる。未購入客などの潜在顧客層を含めて母数が少ないと結果は悪くなる。まずはメールアドレスの獲得を進めるべきだろう。メールアドレスを獲得するためには

1)そもそも売上げを極大化し、初回購入者を増やす

2)プレゼントキャンペーンを実施し、未購入客を増やす。

※意外と未だにプレゼントキャンペーンでもメールアドレスは増やすことができます。

 

2.商品に問題が有る

メールアドレスを沢山保有していたとしても、登録商品数が少ない場合は顧客に選択の余地がない。顧客をいくら保有していても、販売している商品の幅がないとすると余程商品力が無い限り転換率は上がらないし、売上げの向上も見込めない。こういう状況の場合は以下の様な見直しが求められます。

1)商品力を発揮する。1ページあたり商品情報および関連情報を集積し、ランディングページを構築する必要性が有る。

2)商品量をあげる。出来る限り取り扱い商品を増やす。

3)商品のセレクトを見直す。MD自体が他社とかぶっており、つまらない商品構成になっている可能性がないか疑い、出来る限りオリジナリティ高い商品構成にする。

 

3.メールマガジンの書き方に問題が有る

よくあるメールマガジンのテンプレートをそのまま流用してメールマガジンをつくっていませんか?他社のメールマガジンと同じようなテンプレート、おなじような内容のメールマガジンで開封してもらえるでしょうか?顧客の立場になって考えてみるとわかるのですが、恐らくそのままゴミ箱行きです。メールマガジンの書き方に問題がある場合はいかのような改善が求められます。

1)テンプレートの変更

ありきたりのテンプレートを捨てて、オリジナリティあるテンプレートに変更する。

 

2)内容の変更

日々の挨拶や出来事の部分が多く、読んでいて意味がわからない内容になっていないか?こういう場合は内容自体を刷新する必要性があります。お客様が本当にどういう情報を求めているのか再認識し、コンテンツを見なおししましょう。

 

3)イベントの変更

メールマガジンで発信するイベントに効果がない場合は、配信数が足りないという原因の他には、イベントに魅力が無いことが考えられます。そういう時はメールマガジン購読者だけに○○のようイベント自体を見直しする必要性があります。

 

以上のようにメールマガジンの効果がないのではなく、メールマガジンの効果を正しく発揮できていない。もしくは、メールマガジン以前の問題としてお店が売れないお店だという可能性もあります。今一度メールマガジンだけを見直すのではなくお店自体を見直す努力を続けましょう。

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