ネット通販って簡単にスタート出来るようなり、その意義が問われる時期が来ている気がしないでもないです。昔はシステム的なところがちゃんとわかってないと難しい時期が長く続きましたが、昨今無料で簡単に始められるサービスなどが始まり状況がドンドン変わっていっています。新規参入障壁がドンドン取り払われて、既存で事業を運営している会社も今後を考えなければいけない時期に入っています。

 

何を考えなければいけないのか?それは消費者に価値を提供できているか?ということです。たとえば、

 

価格による価値提供

大資本をもつ企業や自社よりも優位性のあるサプライチェーンを持つ企業に対しては価格競争で勝つことはできません。今現在、価格競争で買っていても明日負けるかもしれません。よって、価格による価値提供はネット通販事業者に持続的発展をもたらすことはありません。

 

量による価値提供

これも価格同様です。色々なバリエーションの商品を持っているとしても、自社よりも大きな資本を持つ企業が参入すればその時点で負けてしまいます。

 

質による価値提供

では、品質ではどうでしょうか?他社よりもより良い品質の商品を販売している。他社よりもアフターケアがいい。実はこれも脆いものです。イノベーションが発生した時に対応できる体制があればいいのですが、技術革新に対応できないのであればこれまた持続的発展を常に担保するものではありません。

 

では?なにが価値の提供に本質的につながるのでしょうか?

 

■欲しい物(欲しくなるもの)を提供することで価値を提供する

単純です。お客様がほしいものを適正な価格で適正に提供することです。わかってる。そんなこと。と言われそうですが、本当に出来ているのでしょうか?自問自答してください。適正価格か?自問自答してください。商品を探しやすいか?長くネット通販をしていると今の状態が適正だと思いがちです。でも、本当に適正なのでしょうか?そのカテゴリ・その価格。

 

次にお客様が欲しくなる作りをしていますか?よく楽天型といわれる「ながーい・ながーい」商品ページ見てお客様本当に欲しくなりますか?その前に商品画像大丈夫ですか?お客様が欲する商品画像ですか?結構当たり前のことをちゃんと考えて、当たり前のことをすれば、お客様は商品を購入してくれます。今一度商品ページ見直ししてみませんか?

 

■つながり・関係性による価値提供

ミクシー・ツイッター・フェイスブック・ピンタレスト、SNSが次から次へと新たに生まれては次のSNSに民族大移動を繰り返しています。あなたのSNSアカウントも実はお客様に見られている可能性もあります。その時、考えてみて下さい。あなたから商品を買いたいと思うでしょうか?そんなSNSでの人格ですか?もし、お店のアカウントを持って居るのであれば、お店のアカウントの運用は適切でしょうか?

もし、適切に運用出来ていないのであれば辞めた方がいいです。メールマガジンを通じて一方通行の情報提供でも充分だと思います。お客様を惹きつけ、離さないパーソナリティであり、お客様との対話を通じてサービスや商品を刷新できるお店であれば、お客様もついてきます。でも、そうでないのであれば運用するだけ炎上の元です。

 

ネット通販での価値提供は平たく言えば、実はお客様の動きやお客様の声を傾聴し、それに対応すること可能です。今一度自社のネット通販事業見なおしてみませんか?

 

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