高校3年の時に単身でアメリカに渡った。1ヶ月かからず英語は理解できるようになり、3ヶ月で英語はなんとか喋られるようになった。しかし、もともとものすごい努力家ではないので英語を扱えるようになることよりも、人間とコミュニケーションをすることに重きを置いてしまった。そのおかげもあり、近隣の高校でも有名な交換留学生にはなった。

 

しかし、気持ちは釈然としなかった。その理由はより微細な気持ちや感情の表現ができないでいたからだ。感情のひだをえぐるような、表現が出来ないことに苛立ちを感じていた。アメリカンジョークの2,3言えるようにはなったが、人を動かすプレゼンテーションなんてものは出来なかった。

 

1年の留学を終え、日本に帰国し、母国語で自分の感情や考えていることを120%相手に伝えるにはどうすればできるのか?母国語ならば120%自分の思いを伝えることができるだろうと思っていた。結論から言うとそれはそんなに簡単なことではなかった。言葉によるバーバルコミュニケーションもしかり、このように文章での表現もしかり、人が人に何かを伝えることはそんなに簡単なものではない。なぜそれが起こるのか?

 

相手の気持ちや置かれる状況を把握しないとコミュニケーションは成立しない。相手のアンテナがどんなアンテナなのか?どういうことをキャッチしてくれるのか?そこがブレていると相手に物事を伝えることはできない。例えば、

 

1.相手がカタカナや英語に拒否感がないか?

2.文章を読むことに拒否感がないか?

3.相手は他人の話を聞くタイプか?

4.感情的か?理論的か?

5.人の影響をうけやすいか?

 

これは実はコミュニケーション全般に言えることだ。ネット通販でものを販売する時に、お客様に商品を提示するときに相手がどういう方なのかイメージができないと単なる八百屋の置かれた果物と変わらないものに様変わりする。しかし、相手がイメージできると百貨店の果物売り場にもなるし、アメリカの有機スーパーの果物売り場にもなる。相手の気持ちを常に考え、常に相手側に立つことをどこか忘れず楽しいネット通販店舗運営をしていただければと思う。

 

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

なにかご質問や御相談ございましたら、御気兼ねなく御相談くださいませ。

基本的に相談などに関しましては無料で対応させていただいております。ご質問やご相談はこちらから。

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□