ネットショッピングの販売促進においては2つの課題が存在している。1つは新規来店者の拡大ともう一つは購入者の複数回購入についてだ。全社は流入先をどう確保し、その流入先からどれだけの顧客数を引き伸ばすことができるか?後者は一度購入した顧客に対して2回目以降の購入をどう促すかだ。

 

これまでの新規来店販促

これはネットショッピングが始まっていらい続いている課題だ。常にベストウエイが有るわけではなく、常に情報技術の革新と共に移り変わる。

■     検索エンジンからの流入

SEOをはじめとするオーガニック検索からの流入を最大限高めることが最も望ましいが、検索エンジンは常に利用者にとってベストの検索結果を表示するように努力を続けている。ということは、SEOは常に変化し続けることになるし、常に検索エンジン側のロジックに影響を受けることになる。

SEMはどうだろうか?最近のトレンドで入札も全自動化することになりつつある。ということは参入障壁がさがりつづけ、参加者が増えることになる。そのことで、より入札は細かく行われることになる。そうなると費用を多く持っている企業がつよいということになる。

■     バナー型広告

バナー型広告は昔、ネットショッピングサイトでも出稿することが出来たが、現在の情報の流れを考えるとブランド広告としてしか使用できなくなりつつある。バナーをクリックしてもランディングから商品ページまで流入させ、転換させることを考えると来店から転換までの道のりが遠いことになる。出稿=売上げが上がるという図式はショッピングモール内部の広告でよっぽどPVが稼げるところでない限り成り立たない。

■     アフィリエイト

これに関しては2ch系のアフィリエイトサイトが盛況であることから、まだまだ可能性があることになる。しかし、全てのアフィリエイトがいいのではなく、毎日更新して、情報価値の高い情報を配信しつづけるサイトからのアフィリエイトは意味があることなる。そうなると、そのようなアフィリエイトサイトは掲載する商品を選ぶし、料率も選ぶ。そういうサイトに商品を掲載してもらうにはそれなりの手間もかかることになる。

 

これからの新規来店販売促進の形

■     SNSからの流入

情報の流れがGoogleからフェイスブックやツイッターそしてラインなどのSNSに移りつつ有る今、PCやフィーチャーフォンからスマートフォンやタブレット端末に移りつつ有る今、SNSは最早避けて通れない販売促進経路になりつつある。SNSから流入は考えられないというECコンサルタントも居るが、それは過去の杵柄にとらわれているとしか言い用がない。しかしながら、その方法に王道は存在しない。多くのECコンサルタントがこれまで王道のコンサルティングを行なってきたが、これからはクライアントベースで異なるSNSからの情報流入経路を持つことになる。流入経路はより細分化されていくことになる。フェイスブックページをつくることが成功の云々というようなことはない。常にその手段は変わるし、常にSNSの情報の拡散の流れを作り続ける努力が新規来店の間口を広げ続ける手段になる。

 

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