東京ディズニーランドのコンセプトって知ってますか?オープンから15年前くらいに作られたもので、現在のコンセプトとは少しずれていますが、ものすごく納得感があって考えられたものです。洗濯機、掃除機、電気炊飯器が生まれ、女性が家事から解放されはじめた1970年代初頭に主婦に余暇時間が生まれ始めました。子供もある程度手が離れた始めたベビーブーマーの主婦の人口ボリュームは日本国内の人口全体の中でも高い%を占める比率でした。

その彼女たちが子供と一緒に出かけて楽しく過ごせる場所ということを考えて作られたのが東京ディズニーランドでした。他方で東京ディズニーシーは人生という冒険をディズニーランドでスタートした団塊の世代が定年を迎え、第二の人生の船出を行う、サラリーマン人生の帰港、というコンセプトで作られました。

いずれのパークも当初のコンセプトと若干ずれていき、その世の中に合わせたコンセプトに変更はされていますが、基本的な線はずれていないと思います。商業に関わる秀悦なビジネスコンセプトはマーケットボリュームを睨みながら、マーケティングのエッセンスをふんだんに含んだものでないと機能しません。

御社のネットショップ、お店、サービス、商品のコンセプトはどうでしょうか?当初考えたとおりに作り上げられているでしょうか?今一度見なおしたり、修正したりしませんか?なんか事業がブレているなあとお思いの企業様は御気兼ねなく御相談くださいませ。