昨今GRIフォーマットやISO26000などCSRレポートの内容よりも報告形式ばかり話題に登りその内容が希薄化している気がしてなりません。かといって何でもしてみれば良いというかとそれも違います。CSR活動として企業が社会に対して責任を果たしてその成果が出ないと意味がありません。

望ましいステップは以下のようになります。

トップのコミットメント ステートメント発表
ボードメンバーの理解 ボードメンバーごとにステートメント発表
ミドルマネジメントを巻き込んでの理解浸透 価値理解
人事考課にCSR的な概念を取り入れる
各部門ごとのアクションを策定し、実行、PDCAサイクルで進捗の確認と報告

ISO的な流れになりますが、このようなものが理想だとは思います。
ただし、これをそのまま実行してもダメです。なぜか?血肉が通っていないからです。組織には組織の文化や風土が存在しています。ミドルが強い、ラインが強い色々な特徴があります。その特徴にあった形に落としこんでこそ、はじめてインパクトが生じます。ここでいうインパクトとは

社会へのインパクト
ボトムライン 営業利益へのインパクト
社員のアクションへのインパクト

3つのインパクトがはじめてうまれます。色々な先生や大手のコンサルファームが来て話をしても、そこまで細かく実行プランを二人三脚で進めてくれるところはそうはありませんよね。煮詰まったら、お気軽に御相談くださいませ。