CSRやるべきか?やらないほうがいいか?こういう議論はどの会社でも一度は議論される内容ではないかと思います。この議論がしっかりとなされていないと、途中でCSR活動をやめるということにもなりかねません。しっかりと経営層および幹部そして若手も巻き込んでしっかりと議論されるべきです。

 

しかしながら、既にCSR活動を実行していてCSR活動をやらない方がいいのではないか?と社内で言われることがあるのであれば、そもそも現在進行で行われているCSR活動が失敗しているとしかいいようがありません。社内の理解も得られないものが、社外の理解を得られるはずがない。勿論株主の理解も得られることはないでしょう。

 

もし、そういう状態になってしまったらどうすればいいのか?一度CSR方針を見なおさなければいけません。場合によっては、やめるという選択もしなければいけないのかもしれません。無理に継続することで本業に影響をあたえるような事態になるとか、株主から懐疑的に思われ続けることは決してプラスではありません。

 

そもそも論にはなりますが、CSRをすべきかどうか?というのも問題ではあります。まず、以下の様な場合はCSRという文言を使うべきではないと思われます。

 

1.そもそもCSRを理解できてないけど、とりあえず掲載している

2.維持する予算が捻出できない

 

そういう場合は、本業を営むことがいかに社会に対して影響をあたえているのか?ということを追求した方が余程意味があります。CSRという目に見えないものが揺らいでいる会社はすぐさまにCSRを捨てて、本業の強化をし、その本業を通じてどう社会の公器としてニーズに答えて、社会に価値を提供しているのかを追求するほうがベターです。本業の強化をすることが、持続できるCSRへの近道となることもあります。CSRという言葉に固執するのはやめましょう。

 

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