今週はCSR活動支援業務として福島県郡山市のビッグパレットにて展示会に参加し、ある企業のCSR活動の啓発サポートを行った。ビッグパレットは御存知の通り、震災時に多くの方が避難されていた場所。ビッグパレット自体も被災し、床はひび割れ、ホールは損壊した。今日も床を見ていると明白なひび割れなどが見受けられた。床を見ながら、復興支援について考えさせられた。

自分の生きている時代で大地震と呼ばれるものが2つも起きるとは思いもしなかった。大学時代に阪神淡路、昨年は東日本東北、ともに多くの被害と被災者が生まれた。そういうことが起きると居てもたってもいられなくなり、ウロウロとしてしまう。自分に何ができるのか?できることはどうやったら出来るのか?考える。

阪神淡路大震災では、須磨区役所の前にテントを貼り、そのテントで寝泊まりしながら神戸市内の避難所に向かい、避難所でアニメを上映したり、チョコレートを配布したり、炊き出しをしたり、テント生活している方のために、天気予報などの手作りの新聞を書いて掲示したりした。当時学生として出来ることは少なく、「動くこと」だけにフォーカスした支援となってしまった。その結果として、滞在期間中の支援活動となってしまい、滞在後の支援はできなかったことがもどかしく感じていた。

昨年の大地震では、クライアントさまへの復興支援活動の助言と現地での活動サポートを行った。支援活動は継続しており、今現在もクライアントさまと支援のかたちを模索している。震災から既に1年半を有に経過している。震災があったことも、原発の事故も当事者以外は過去のものになろうとしている。しかし、当事者にとっては震災は過去のものではなく、現在進行形のものだ。企業のCSRとして震災復興に取り組んでいる場合、一番大切なのは当事者意識と継続することなのではないかと思う。

単発の復興支援を御社のスタイルにあった復興支援に変えて見ませんか?復興支援のかたちにお悩みの企業様は御気兼ねなく御相談くださいませ。