長期に渡り成功をし続ける企業には、一つの規則性があります。それはPDCAです。そんな事っておい(笑)と言われる方がいらっしゃると思います。そうですよね。ほんとに当たりまえの原則なんです。現状把握・計画 ⇒ 実行・遂行・投資 ⇒ 評価・確認 ⇒ 改善・価値創造のステップをいかに確実に踏むかでその企業が成長し付けるかどうかが決まります。

 

そもそもPDCAサイクルが回せない企業は計画性の無い組織になってしまいます。実行していても失敗はします。計画というのは未来に向けて行う作業で環境変動を含めて考える事ができないのであれば、実行という投資活動がムダに終わってしまう可能性さえも含んでいるからです。同時にPDCAを回し続けたとしても、特定の市場において同一商品で事業活動を行う企業においては、市場の枯渇化というものも問題になります。同じような商品を提供し続けると市場は硬化していき、市場規模も縮小化していきます。

 

さて、持続発展を維持している企業のPDCAはどこが違うのでしょうか?それはPDCAが同一線上に存在していないことです。常にPDCAが徐々にスライドしていっていることです。改善活動の次の計画が常に違う位置に存在しています。次の市場に対して計画をたてすすめています。これまでの勝ちパターンを次の市場で、もしくは新たな市場を創造して計画して実行しています。

 

ここで最も大切なのが計画を組み立てる上で、市場創造や新規市場開拓などの方向に一歩踏み出すことになります。これに多くの企業が失敗しています。これをいかに失敗せず勝ちパターンを持ち込むことができるかが鍵になります。この鍵は「ヴィジョン・ミッション」、「企業文化」に大きく依存します。計画を立てて、やる、やらないは、その会社の価値感になります。やっていいこと、やっちゃあいけないことなどその企業ならではの価値感が存在しています。

 

そう考えるとお分かりいただけると思いますが、企業文化が明確でヴィジョン・ミッションが明確な企業ほど困ったときに立ち返って意思決定の確認を出来るものがあります。これがあるかないか?は大きく企業の持続性長の維持に影響をしていきます。今一度自社の企業文化って?ヴィジョン・ミッションって何か?すぐ言えるか確認してみましょう。これが言える企業とそうでない企業では大きな違いが出てきます。そうです。これって実はCSRにも深く絡む問題でもあります。一度CSR云々の前に自社のこういったところは見つめておかないとCSRの話さえもできません。今一度時間を撮って考えてみましょう。

 

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