しごとは自分のためにやるものだろうか?

誰かのためにするものだろうか?

ちょっと自己啓発的な哲学的なアプローチの件名で今日は書くことにします。今から20数年前私は柔道一直線のような生活を送っていました。寝ても覚めても柔道。身体も大きい方ではなかったので、どうやれば勝てるかを考えていました。そこから何をとちくるったのか?安部譲二さんのボクサーにインタビューした本を読んで、突如ボクサーになれないかと考えた思春期の時代がありました。

まずはボクサーってどういうものなのかを知るためにいろんな本を読みました。その内の一冊に当時一世を風靡した浪速のロッキーこと赤井英和さんの「どついたるねん」という本に出会いました。赤井さんは驚異的な肉体のポテンシャルと並大抵ではない努力をしてチャンピオンになるわけですが、その過程であることに気づかれたと書かれていました。
自分のために勝つのではなく、自分を信じて支えてくれている人のために勝つ。

なるほどと子供ながらに思いました。今、ソーシャルビジネスや色々な仕事をする中で大切にしていることの一つに「○○さんのために」仕事をするということを気をつけています。今日は休みたいなとか、思うこともあります。でも、○○さんのためにと思うと手が抜けなくなりもします。自分のためだったら、今日頑張らなくても明日頑張っても同じなんですよね。

一緒に働いてる仲間のため
それを待っているお客様のため
それを使う消費者のため

皆さんの仕事も誰かのためにあることは間違いありません。これを読まれた方が、今一度落ち着いて誰のための仕事なのかを考えていただければ幸いです。