人間は学んでいないことは基本的には出来ない。確率論的なアプローチをすれば、出来る可能性はある。しかしながら、ほとんどの場合出来ない。仕事においても同じだ。経験がないことは出来るが精度は低く、厳しい成果しか出せないことが多い。これまでの経歴の中で上司が、なんでアイツは仕事が出来ないんだ!と罵倒しているところを見たことが有ります。なんで出来ないのか?

1.やったことがない。

これまでやったことが無いことをやらせて出来ないのは当たり前と思うのが正しいです。出来てしまう場合はモチベーションが異様に高い場合においてのみかと思います。これまでの期待していたことよりも高い要求を急に求めても結果は知れています。

2.教えていない

教えていないことをやれと言われて100人中ある程度はできるかもしれません。自分で調べて物事をこなしていくのが当たり前だと思ったら大間違い。世の中の多くの人は言われたことはできますが、言われてないことはできません。

こういうミスマッチは何故おこるのか?

1.リーダーが名プレイヤー

リーダーがそもそも何に対してもモチベーションが高く、名プレイヤーである場合が考えられます。抜群のモチベーションで問題解決能力が高く、自分でなんでもこなしてしまうタイプの人間にとっては、やったことがないこと・教えていないことが出来ないということが信じられないかも知れません。

2.組織が構築できていない

そもそも能動的に動く組織が構築できていない。教育の仕組みもない。課題や問題に直面した時にどう動くべきかということを文化として持ちえていない。こんな場合において、問題解決を組織に求めても機能そのものが欠落しているので対応することはできません。

どうすればこのような問題は回避できるのか?

リーダーシップをリーダーが身につけること。
組織を強化すること。

この2点に集約されます。これらのことにご興味をお持ちの企業様はお気兼ねなく御相談くださいませ。