On Line to Off Line。ネット利用者をリアルで誘客する仕組みのことを指している。これからはO2Oですから!と2012年位から盛んに新たなシステムや広告を導入している企業が増えてはいる。しかし、ちょっとだけ冷静になってほしいとも同時に思う。このキーワードしっくりきていますか?このキーワードはネット業界の言葉であってリアルな商売をする人間が使う言葉なのだろうか?

リアルな商売においては、いやビジネスにおいてはネットだろうがリアルだろうが関係ない。顧客に価値を提供し、その対価を売上げとしていただくだけだ。それがどこから入ろうが対して問題ではない。On Lineの良い所は数値が測定できることにある。どれだけの人数の人にアプローチして、どれだけの人数の人が動いたかが可視化できる。これはこれまでOff Lineになかったことではある。(People Counterなどのような古典的な入店数を計測する機械はあったが。)

とはいえども、Off Lineで数値を可視化出来ないことはありません。ショッピングセンターのお店であれば、どの導線から来店されているのか?どの間口から来店されているのか?どの商品を見て来店されているのか?来店時にどのような商品を手にとっているのか?全て数値化することはできます。数値化しそれを分析し、より良いお店を作ることは可能です。

O2Oとか言う前に、まずはやらなければいけないことが沢山あるように思えて仕方ありません。自店舗の分析を徹底的に出来ていない店舗は競争に勝つことはまずありません。徹底して自らの状況、顧客の行動を分析出来ていない店舗はこれまでも、これからも競争に打ち勝っていくことはありません。今一度自社の数値分析を見つめ直しませんか?

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