どのような業界でも、どのような販売チャネルでも競争は発生する。競争の形は様々。価格、客単価、顧客数、売り上げ、そして利益。幅広い局面で競争は存在する。しかし、競争戦略に勝てる企業には条件がある。それはマイケル・ポーターの競争優位の戦略云々とかいう学術的なレベルの問題ではない。第一に自社が取り組む競争に関する定義がはっきりしているかどうかだ。

自社の競争領域はどこで?
誰が責任者でどういうチームで?
どういうコンテンツで差別化するのか?
コンテンツをどう使って競争するのか?

次に重要なのが、競争相手の分析。競争相手が誰で、どういうコンテンツでどう競争しているのか?ということがわかっていないと競争しようがない。競争相手の内容がわからないのに競争しようとしている場合が多いのではないでしょうか?競争する相手がわかっていないのに勝負するということはとても危険な競争になります。なぜならば、相手の状況が読めていないのに、闇雲に勝負をしかけないといけなくなるからです。ただただ、自社が疲弊する競争を行うことになるケースが多い気がします。

その次に重要なポイントはどの競争相手と戦うかです。具体的に競争相手を決めずただただ、NO1になるとかいう戦略は正直無謀な戦略としか言い様がありません。誰と戦うかは非常に重要なポイントになります。自分よりも強い相手と戦うということは資本も必要になりますし、人員も必要になるケースもあります。とても性格が悪いやり方ですが、確実に力をつけていくためには自分よりも格下の相手と勝負しつづけるのが鉄則です。勝てない競争はしない。勝てる競争を確実に一つずつ行うことが競争戦略の重要な課題だと思います。

競争戦略の要点

自分たちはどこで戦っているのか?

誰と戦っているのか?

誰と戦えば勝てるのか?

となります。今一度自社の競争戦略をみつめなおしてみませんか?

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