日々ビジネスを行っていると自らのビジネスの価値について盲目的になったり、近視眼的になりやすい。勿論自分たちのビジネスがNO1だと考えるのは重要だし、そういうスタンスで自信を持つことは重要だ。しかし、自らのビジネスに対して懐疑的であり続けることも重要だ。ビジネスだけではなく、個人としても同様のことが言える。個人としてスペシャリストであることは大切だが自らのスペシャリティの価値を盲信していないか?

価値というものは「ある」か「ない」か?二元的に考えることができると同時に、「より高い価値」か「より低い価値」か比較することもできる。それ以外にこれまで無かった「価値」を提供することは、最も高く評価されるし、最も意味がある。しかし、これらは主観的に見ることは難しい。

今求められているのは、差別化される価値やあるかないか?の価値ではない。他には無い価値というものが求められている。他には無い価値があるか?これについては日々価値を高めること、日々ポジションを調整し続けること、日々外部環境と価値のあり方を考えることが重要になる。

価値は空気のようなところもあり、ある時価値があるが、ある時その価値が急激になくなることがある。役割を終えた場合、急激に価値は低下する。自らの価値、会社の価値、商品の価値、全ての価値を今一度見直ししてみませんか?

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それらの価値は本当に唯一無二の価値ですか?オンリーワンの価値創造を目指してみませんか?