ストーリーってなにか?いいストーリーってなにか?業務を通じて考えさせられることが多い。ストーリーとは時系列を追って、ひとつの軸・芯を持って、人の感情を揺さぶり感動させることだと私は思っています。時系列を追うことや一つのトピックからぶれないことはそう難しいことではないとは思います。

 

しかし、感動させるということはどういうことでしょうか?ストーリーの重要な役割としては、そのストーリーを読んだ人や見た人が忘れることが出来ないインパクトを与えることに有ります。その点から考えると効果を発揮するストーリーには感動は不可欠ということがわかります。

 

人を感動させる条件としては、悲しい出来事の後に嬉しい出来事、嬉しい出来事の後で悲しい出来事などのように人の感情を最大限振り回すことで産まれます。そんな状況はそんなにないのではないか?と思われる方が多いと思います。しかし、実はこういった話は日々必ず生まれています。そこに気がついていない。なぜならばそういう目線で事象を見つめていないからではないかと思っています。

 

つい先日クライアント企業にてコンテンツ確認をさせていただくために、これまでその企業であった出来事をヒアリングしたら非常に多くのストーリーがあることに気がつきました。なかったことを実際にあった出来事のように表現するのは諌められることですが、実際に日々多くの感動ストーリーは様々な企業でうまれています。そこに気がついていないだけなんです。

 

コンサルタントを活用することを万能薬のように思われることがあります。本来、圧倒的なソリューションを提供する人間ではありません。そんなコンサルタントであれば、起業して大成功しています。

 

実際にコンサルタントの業務で重要な業務は、みなさんが気がついていない目線で見て、新たな気づきを与えることが大切な業務だと思っています。

 

みなさんの会社に埋もれている美談・感動ストーリーを発掘することが私の大切な業務の一つです。