事業コンセプトの再構築

ビジネスには絶対的な真理があると思っています。それはコンセプトの作りこみが強いものほど、ブレが少なく長期的に成功する可能性が高いということです。たとえば近所にコンビニが2軒あったとします。1軒は本部の通達を真面目に受け止めて、本部のコンセプトをお仕着せで言われるとおりに対応していた店。もう1軒は周りの住民の年齢層に合わせて、老人にやさしいMDや老人に休憩してもらえるようにベンチなどを用意したコンビニがあったとします。廃業することなく長期的に商売を継続できるのはどっちでしょうか?

いわずもがな、後者です。後者は市場をコンセプトに取り入れ、「高齢者が安心して買い物できる高齢者向けのコンビニ」というコンセプトを採用し、コンセプトにあったMDやサービスをおこなっています。周辺市場から受け入れられることで、その店は持続発展可能なコンビニエンスストアとして生き残ることができます。

これはコンビニエンスストアを例えにしましたが、

印刷会社
製粉会社
鉄鋼会社
土木会社
塗装会社

など、コンセプトが必要だと思われない業界こそ、いまだからこそコンセプトが必要な時代になってきています。今後うちの会社どうしていこうか?と思われている事業主様は御気兼ねなく、まずご相談くださいませ。御社にあった事業コンセプトの再構築をお手伝いいたします。無論、小売店やメーカーも同等です。弊社がある鶴見や横浜でも商店街の活性化が問題になっていますが、商店街の最大の問題は消費者ではなく商店街側のコンセプトにあると思っています。鶴見や横浜の小売店のかたも御気兼ねなくご相談くださいませ。