さて、あなたが朝起きて見るものはなんでしょうか?

朝起きて一番最初に見るもの。
寝る前に見るもの。
ご飯食べながらみるもの。
なんですか?

スマートフォンではないでしょうか?今や便利なアプリケーションがスマートフォン向けに沢山開発されています。睡眠サイクルを確認するためのアプリ、目覚まし時計、ご飯を綺麗に撮影出来る撮影ソフト、禁煙補助ソフト、ダイエット補助ソフト。ありとあらゆる生活を支えるためのソフトウェアがあります。そればかりか、SNSやメッセージングサービスなどのソフトウェアもあります。スマートフォンが手放せなくなっている人が1日1日増えてきているのではないでしょうか?

スマートフォンだから得られる価値もそこには存在します。いま、ここをデータにする。いまの状況を把握する。それにより得られるメリットはなんでしょうか?

ネットワークに参加すること。
即時的な情報を得ること。
即時的に情報を発信すること。
その情報を共有すること。
例えば、SNSに参加し、そこにしかない情報を享受すること。

ここで考えたいのが一文字の情報の重みです。人間が処理できる情報の速度はデジタルデータもアナログデータも同じです。ネットの情報はスピードがあるとか新鮮だと評価があります。2ちゃんねるの文字データもニーチェの文字データもデータという観点では全く平等です。その情報を読むことができる人間の処理速度は同じです。しかし、情報の深さは異なります。人間が考え、搾り出される、至上の瞬間に搾り出された情報と人間が書き殴った情報には情報の深みに違いがある。しかし、スマートフォンにかかると情報の深みはないがしろにされ、新しい薄い情報が端末にどんどん飛び込んでくる。そういう情報を大衆が好み、そういう大衆向けの情報配信アプリケーションを開発することが市場から望まれているからだと思います。

そこで今一度考えてもらいたいと思います。そのスマートフォンに使っている時間は本当に必要な時間ですか?本当に必要な情報を得られていますか?本当に大切な情報を配信していますか?

そのスマートフォン必要なんでしょうか?

ちなみに私は現在アイフォンを使っていますが、次の機種変更でスマートフォンは卒業しようと思っています。