どんなウェブサイトでも言えていることだとは思うのですが、回遊性というのは非常に大きな問題です。どこか1ページ見て、はあ。こんなもんか。と思われて帰られてしまうと折角の誘導も全てが水の泡になってしまいます。例えば、弊社のこのブログ。文章量が非常に多く読みにくいです。これだと一般的に考えるとNGです。今時こんなに文章を読み人はいません。

 

ランディングページに到着した人が次のページに遷移するか?そのページでコンバージョンできるようにつくるのがプロです。このブログについては弊社の意見を出来る限り多く発信して、その意見について面白いとかもっと聞いてみたいと思ってもらうことが目的ですので文章を多くしています。そもそも文章を読むことが出来ない、読みたくない人はご遠慮いただいておりますので、これで正解なのかなあと思っています。

 

では、ネット通販であればどうなのか?ページにより多くの来訪者を誘導して、来訪者に商品を購入いただくことが目的になります。となると、お客様が求めている商品を提示することができるかどうか?が第一の目標になります。求めているものを探している人が探しているものが見つからなかったらどうなるのか?帰ってしまいます。普通のお店ならば店員さんに質問することができる。でも、ネット通販は質問することができません。

 

お客様が探している商品が品切りだったら、どうなるでしょうか?帰ります。普通のお店だったらどうなるか?取り寄せますか?と聞かれる。ネット通販のある店舗では商品が無い場合は問い合わせのボタンをおいているお店もあります。でも、お客様がアクションを起こさない限り問い合わせにはつながりません。アマゾンさまレベルになると滞在時間と離脱ページを解析して、後日勝手に入荷しました!みたいなメールが送れるのでしょうが普通そういうことはできません。

 

ネット通販で店舗設計を考える際は、常にお客様目線で居続けないと不親切なお店になってしまいます。ネット通販は自動販売機ではありません。一見自動販売機に見えるアマゾンでさえ、顧客の行動をしっかり見据え分析し、つねに顧客目線でユーザビリティを最適化しています。一見楽天市場に出店している店舗のほうがユーザビリティを考えているとか思われがちです。しかしながら、顧客が望まない提案をし続ける店舗と顧客が望むものがすぐに見つかる店舗どちらがユーザビリティがいいでしょうか?後者になります。

 

ネット通販黎明期であれば話は違います。顧客もネット通販自体をしたことがない。今は違います。ネット通販をしたことがある人口が最大化している状態です。この状態において店舗内販促ゴリ押しというのはちょっとありえません。今一度ユーザビリティを考えて見ませんか?

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