電気自動車はエコか?

自動車産業が徐々にCSR活動にシフトしています。それぞれ、相当な努力を始めています。有名なところでトヨタ自動車のアクアを使ったキャンペーンなどがありますね。日産自動車も勢力的に活動して、CSRレポートまで作成しました。

ただし、昨今の原発事故を受けて電気自動車が本当にエコなのかどうかが徐々に問題化しています。問題点としては、

■化石燃料を使った電気を使ってもいいのか?
この問題に集約していますが、私としてはそれ以外にこのような問題として以下の問題のような問題が考えられると思っています。

1.使用済みバッテリーの処分
電気自動車にしようする巨大なバッテリーの処分方法
2.電気回路部分に使用される重鉄
バッテリー以外の部分の特別な金属部分の処分方法

環境側面はいつも1方向からの見地では処理できません。常に複数の側面から物事をみることで問題が浮き彫りになります。最大の問題は、それらの懸念点についての情報を正しく公開しないことにあります。まだ、出来ていないことも重要な公開すべき情報の一つです。

これまで日本社会では見せたくないことは公開しない、もしくはそれについては触れないというのがスタンダードでした。もちろんマスメディアもそのようなセンシティブな情報については触れてきませんでした。しかし、2012年です。インターネットメディアも大きくなり人々の興味はそういった触れたくないところにも接触するほどになってきています。そのような公開したくない情報を公開しないことが事業継続のリスクにつながるようになってきています。

では、どのように公開するべきなのでしょうか?一例としては以下の様な公開手法があります。
1.出来ていない部分の分析
2.行動目標のプランニング
3.行動目標の進捗公開
4.出来なかったことの公開と行動計画についての公開
出来なかったことを隠さず、それに対する対応策までプランニングした上で正しく向き合っていることを証明することは重要なことです。