企業 環境 取り組み

■企業の環境に関する取り組み
企業の環境の取り組みは幾つかの動きに現在収斂されています。

1.地球温暖化対策およびCO2削減活動
京都議定書目標達成に向けて国が立ち上げたチームマイナス25%などに代表される温暖化対策アクションが環境保護の取り組みの代表的なものにあげられます。基本的にエネルギー問題と直接的にリンクするために、企業にとってはCO2削減=固定費のカットだったり、CO2削減=技術革新というものに繋がってくることが多いです。

2.生物多様性保護
名古屋で開催されたCOPを契機にこれまで行われていた自然保護に関するアクションが一気に生物多様性という呼び名にシフトしていった感があります。木を植えたり、水源保護、海岸の生態系保全など多種多様なアクションがあります。企業活動と直接的にリンクしない企業も多いためにこの分野のアクションを行う企業は限られている感があります。ただし、ステークホルダーに対してわかりやすい環境活動です。

3.事業を通じて
これまで売上の一部を環境保全に充当するものも事業を通じてと考えられていましたが、昨今それらはそこまで評価されるものではなくなりつつあります。より、自社の本業を通じて、環境活動を行う企業活動が増えています。ハウスメーカーによるCO2削減型住居やすすぎで使用する水を削減した洗剤など直接的に環境負荷を減らすサービスや商品の販売を開始しています。
■企業の環境活動でもっとも重要視されなければいけないこと
これらにカテゴライズされてはいますが、重要なのは

「企業がどういうスタンスで環境問題に取り組むか」

につきます。どんなに凄いCO2削減しようが、どんなに生物多様性保護しようが、営利企業である組織として、どういう考え方で環境活動に取り取り組むのか?が環境活動の根幹になります。その柱に合わせて環境活動は組み立てられていきます。柱がグラグラしているのに、柱が細いのに、立派なことをしてもその活動は継続自体が難しいものがあります。

環境方針策定でお悩みの企業様は御気兼ねなくご相談くださいませ。