世の中の売り場では常に売り手と買い手が価格と需要で押し合い引き合う。これはどのような市場においてもかわりなく普遍のものである。それが株式市場であろうが店舗の売場であろうが、ネット通販でも同様で何一つ変わらない。欲しい人が多くて、商品が少なければ価格は上がる。買い手が少なく、商品が溢れていれば価格は下る。非常に単純な構造だ。

市場全体の動きではなく、店舗の中でも売り手と書いてのせめぎあいはある。例えば、店舗の前面に置かれているもの派手にPOPなどが書かれているものは、お店が売りたいものもしくは売らなければいけないものであることが多い。なぜ売らなければいけないのか?
1.仕入率などの需要とは関係ない点で、商品を仕入れた
2.商品の需要があり、商品を仕入れた

の2つに絞られる。実は売り手が売りたいものがここ最近うまく機能したケースをあまり見たことがない。あるとしたら某有名セレクトショップのPOS連動での在庫補充システムをつかったVMDくらいのものだと思う。本質的に顧客は現在日に日にスマートになっており、自分が欲しい物を知っていることが多い。これも情報の過剰な流通のためだと思う。商品購入までに自分が欲しい物が何かを事前に調べきることができる。その価格や形状そして特徴まで細かく自分のほしいものが何かを確定させている。

このことから、売り手はネットやリアルなどのチャネルを問わずして、今後益々以下の点に留意した動きが余儀なくされる。

1.見やすさ
2.選びやすさ
3.探しやすさ

これらのことに留意出来ない場合は、顧客は徐々に来店しなくなるだろう。そうならないにはどうすれば良いのか?そういう時は御気兼ねなく、御相談くださいませ。わかりやすく御社の売り場を改革いたします。