変わらないことで持続発展可能になるものと変わらないことで滅亡していくものがある。中小企業

やベンチャー企業にありがちなのが変えてはダメなところを変えてしまって持続発展ができなくなってしまうケースがある。企業というものはその芯になるものを変えてしまっては生き残っていけない。何故か?企業は生き物で組織で生きている。組織の根幹が崩れてしまうと寄って立つところが無くなってしまい、求心力が失われるからだ。

中小企業がベンチャー企業の場合はこの寄って立つ根幹の部分が作りこまれておらず、代表者のキャラクターに寄って立つ部分が多い。じゃあ代表者がブレなければいいのだが、いやいや。代表者も人の子。生きていればいろいろな人に影響を受けていく。影響を受けてそれを表現することで、組織の構成員がどう受けているかを考えていないことも多い。勢いで語るタイプにこういうことが多いのだが、いい話だなとか、良い事例だなと思うことをポンポン組織に伝えることで組織が疲弊していく。

では、どうすればいいのか?その企業らしさというものをきっちり組織の構成員:社員と一緒に作りこんでいく必要性がある。社員と役員と代表者は膝を付き合わせて対話し、お互いの考えのすり合わせをしっかりしなければならない。これを継続的におこなうことで組織の芯、使い古された言葉だが組織のDNAが構築できる。その上でその組織が置かれている状況、環境に応じた戦略を選ぶことになるのだが、ここで初めて環境対応した「変化」というものが求められる。

多くの中小企業やベンチャー企業の代表者は変化という言葉を本質的に取り間違えていることがある。そういう時は社内から発議するとサラリーマン人生に傷をつけかねない。そういう時はお気兼ねなくお声がけください。外部の目で診断し、課題や問題点を代表者にお伝えいたします。