どんな仕事でも、どんな状況でも問題に直面することはあります。問題に直面した時に表層的な問題解決ではなく本質的で根源的な問題の解決をすることが最も重要だということは以前の投稿で示しました。とはいえども、問題を見つけることもさることながら、問題を解決する糸口をみつけることも大切です。どうすれば問題を解決できうるのでしょうか?その解決策の一つでもっとも重要なのがアイデアだと私は思っています。

アイデアの形は100人いれば100人違うものになります。方向性もセンスも違います。大切なのはアイデアの切れ味です。これからあなたのアイデアの切れ味をアップルのスティーブ・ジョブズやディズニーランドをつくった堀貞一郎やウォルト・ディズニーと同等レベルにするにはどうすればいいのでしょうか?トレーニングしかありません。物事を想起することは自由でエキサイティングでなくてはいけません。でも、日々それを行うことに慣れていないとアイデアなんて湧いて来ません。

トレーニングの方法は何種類もあり、どの方法が特定の個人にあったものになるのかはわかりません。ですので、幾つかのトレーニング方法を何回かに分けて記載することにします。今回のアイデアトレーニングはつなげること。とにかくつなげて、つなげまくることを日々トレーニングしましょう。

人と人 AさんとBさんを引き合わせると○○ができる。
人とモノ AさんにAを渡して議論すると○○のアドバイスがもらえる
モノとモノ AとBをかけあわせると○○ができる
モノとコト AとサービスAをかけあわせると○○ができる
コトとコト サービスAとサービスBをかけあわせると○○ができる

道を歩きながら、歩いている人が持っているもの、道にあるもの、目に入るものというものを常に掛けあわせてみてください。そうすることでつなげるクセ付けができます。現代社会に無いものは無いほどものやサービスで世の中は溢れています。一番簡単なものづくりやサービスづくりそしてマネタイズは何かと何かをくっつけるマッシュアップ(つなげる)です。でも、常にトレーニングをしていないとマッシュアップも見当違いのものになります。いざというときのために、刀は常に研いだ状態にしましょう。