昨年の春以来、体づくりを行っています。いざという時に動けるからだ。必要以上に無駄な肉を排除し、全身の力を連動させることが出来る体づくりを心掛けました。その結果として体脂肪も低下し、体もふたまわり大きくなり洋服も随分あわなくなりました。その過程で気付いたり、自ら行って間違ったトレーニングについて書いてみます。

1.フォーム
どんな運動でもフォームが大切。大前提として足の向きと姿勢が大切。そこが間違うとどんな運動でも効果は半分以下になる可能性があります。ちゃんと力を伝えるためにはしっかり足で踏ん張る必要があります。

2.食事
痩せたいから食べない。これは間違っている気がします。常にバランスよくしっかり食べる。しっかり噛む。これができないと、せっかくやったトレーニングも意味がありません。どんなに綺麗なフォームで厳しいトレーニングをしたとしても、身体の中に栄養素が無いとそれは身体に蓄積されません。このひと噛みが血となり、悪となるというイメージは大切です。

3.水
運動中には出来る事なら1Lの水は飲みましょう。人間の身体のほとんどは水分で出来ています。汗をかいて欠乏すると、力もでません。同時に汗をかくことでデトックス的な意味もあるのではないかと思っています。常日頃コーヒーや炭酸を飲んでいる人ほど運動中には水をのむようにしましょう。

4.サプリメント
サプリメントは色々なものがありますが、基本的なモノ以外は取る必要ないのかとおもいます。BCAA、必須アミノ酸などの食事で取りにくいものを補完する程度でいいのかと思います。ただし、身体を大きくしたい人はバリン、ロイシン、イソロイシンなどのマニアックなものをとってもいいとは思います。

5.運動強度
強くしたいならば、常に100%から120%の運動強度で行う必要があります。これまで実施した結果、スプリット(1日2回)のトレーニングを短期間行うことで一気に身体が変わることがわかりました。あまりオススメできませんが、短期間で変えたい人にはオススメです。バットマン ダークナイトライジングの敵役をつとめたトム・ハーディがやったらしくそれを研究してやってみたのですが、相当身体を作ることができました。

6.身体を連動させる
1時間走れる身体は1時間走れる身体でしかないですし、重たい重量を固定されたフォームで持ち上げられる人は重たいものを持ち上げられる人でしかありません。動ける身体は足の先から頭のてっぺんまで身体をうまく使い力を連動させることができます。一流のスポーツ選手を見てみてください。イチローはバットの先に身体の力を伝えています。タイガーはドライバーの先に体全身の力を伝えています。腕だけで振るのではなく、足から力を伝えることが出来ています。それが全てできるようになるわけではありませんが、身体のつながりを活かすトレーニングというものは必要になります。例えば、ケトルベルクリーン、スナッチ、クリーン、ジャーク、デッドリフト、スクワット、ベンチプレスなどの運動種目は重量を問わずやるべき運動種目なのかもしれないと思っています。

★一番重要なのは生きた年数で作り上げられた身体の癖を理解し、その癖を治すのか?その癖をカバーするのか?を考えて、トレーニング・ダイエットなどの運動をして動ける身体を目指すことかと思います。今一度自分の身体の癖を考えてみましょう。