私には数件の行きつけの本屋さんがある。2軒は町の本屋さん。1軒は大型書店。そしてもう1軒はインターネットの本屋さんだ。インターネットの本屋さんは誰もが知っているアマゾン。アマゾンは本屋だったという評価が正しいのかもしれない。いまや、彼らは本屋ではなく、世界中の商品すべてを扱う巨大な市場なのかもしれない。

 

他の3軒、リアルな本屋さんに何故いくのか?このリアルな本屋さんは何を提供してくれるのか?どんな価値を提供してくれるのか?同じ本であればアマゾンで買えば、なんでも揃う。売ってない本なんてものは殆どない。2013年現在、書籍を購入するために本屋さんにいくことは適さないのかもしれない。

 

では、なぜそんな行きつけの本屋さんが存在するのか?

 

私は大型書店では、色々な本を実際に眺めながら自分の頭を整理したり、他の情報と絡めてみたり、作業したり、その空間で時間を過ごすためにいく。インターネットでは出来ない、五感で情報を感じ取るために大型書店にいく。そこで私が享受している価値は

1.空間で過ごすこと

2.考える時間を過ごすこと

3.複数の本を読むこと

である。

 

他の2軒の町の本屋ではどんな価値を提供してもらっているのか?実はコミュニケーションだったりする。現代社会の持つ雰囲気や問題や課題を肌で感じたい時にいっている。どんな本が売れているのか?どんな人が買っているのか?を聞いている。そこで私が享受している価値は

1.コミュニケーション

2.肌で情報を感じる

の2つということになる。

 

アマゾンがあれば本屋がうれないのか?そんなことはない、本屋にも人はいる。適正な経営をすれば、住み分けができ、町の本屋でも生き残ることができる。住み分けを行うためには自社の強みを認識し、提供できる価値を研ぎ澄ます必要がある。

 

ネットショップでも同じだ。アマゾンがいるから売れない。モールの中で価格競争に負けるから売れない。そんなことはない。自分たちの提供できる本当の価値がわかっていれば、勝つこともできるし、充分生き残ることはできる。今一度自分たちが提供している価値について考えてみましょう。

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