2000年後半からたまーにトランスコンチネンツというブランドについて考えています。今回はその続き。トランスコンチネンツのコンセプトを解いて、そのあるべき姿とそのDNAの行く末を勝手に考えてみます。昔、勤務されていた方やコンセプトメイキングした方などで、それは違うよ!という場合は是非ご連絡ください。

コンセプトは
コンチネンツ(大陸)をトランス(移動)する。ということなので、ジェットセッターが世界中に飛び回り、世界中の良い物を集めてくる。世界中の良い物が見たい、世界中のデザインに触れたい、そんな顧客に対して、自社がセレクトしたり製造したものを販売していたのではないかと思っています。とはいえども、それは初期。途中からその他のセレクトショップの動向を見て、マーケティングターゲットを広げてしまったのではないかと思っています。少しづつカジュアル色が強くなり、最終的にはティーンズでも買えるものを取り揃えてしまったのではないかと思います。

あるべきだった姿は
当初のあるべき姿を崩すべきではなかったのかもしれません。出店立地が多岐にわたり、その出店立地に合わせた業態へと変更していった末に在庫が重くなり回らなくなったのではないでしょうか?少店舗でコンセプトを崩さず運営していれば残っていたかもしれません。でも、大ヒットした時計やバッグのようなものは出なかったかもしれませんが。

では、DNAは?
世界中の良い物を集めたお店。沢山あります。でも、敢えて今回はレナウンさんのマーノ・ガーメント・コンプレックスさんをご紹介いたします。ラテン語とイタリア語の意味で「手」という意味のマーノさんですが、世界中から手から作り出される「ぬくもり」や「技」を集めたモノ(ガーメント)を集めた(コンプレックス)お店です。全国で9店舗展開されているお店で、ネットショッピングもされてはいますが、お店の内装や小物類なども見ていただき、良かった時期のトランスコンチネンツと比べていただければとおもいます。別にマーノさんの回し者ではないのですが、恐らくトランスコンチネンツが行くべき方向だったものをされていると思います。

どんな形であれば、トランスコンチネンツは復活できるでしょうか?トランスコンチネンツに対する熱い思いをお持ちのかたはご連絡ください。

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